皆さん。いかがお過ごしでしょうか?
RGFスタッフのサカグチです。
市内域、マイクロベイトパターン真っ最中❗
今回は、そんなマイクベイトパターンをRGFスタッフの釣行に同行させてもらい詳しく説明して貰いました。
(スタッフ)えーと、今回はですね、最近皆さんがよく言うマイクロベイトパターンってどうやったら釣れるの?と言う質問に対して
RGFからシーバスと言えばこの方に語ってもらおうという事で来てもらいました!
(ニシモト氏)どうも〜!いや〜久しぶりですね!
(スタッフ)僕と会うのが?
(ニシモト氏)違いますよ、この河川に来るのが!
(スタッフ)あぁ、そう言う事か(笑)
(ニシモト氏)とにかく今日はマイクロベイトパターンの講習をしたら良いの?
(スタッフ)まぁそんな感じで語ってください(笑)
(ニシモト氏)さすがいつもテキトーなスタッフ(笑)では、早速本題に入りましょうかね?
(スタッフ)早速の質問ですが、マイクロパターン難しい難しいと言われてますがそんなに難しいのでしょうか?
(ニシモト氏)いやいや、難しくなんかありませんよ。みんなが難しく考えているだけであって、そもそもボイル(捕食活動)してる魚ですからアプローチさえ身に付ければ他のパターンと変わりません。
ニシモト氏からは意外な回答が。。
(スタッフ)ではなぜ、みんな釣れないんでしょうか?
(ニシモト氏)みんなはマイクロベイトパターン=特殊な釣りと考えている。それに、使っているルアーがデカすぎる。
(スタッフ)特殊とはどう言った事でしょうか?
(ニシモト氏)世の中で難しい難しいと言われている釣りはアングラーからすると特殊に感じる、余計に難しく感じてしまう傾向があります。でも実際は普通のシーバス釣りと変わりありません。
(スタッフ)ではどのように攻略すれば良いのでしょうか?
(ニシモト氏)いたって簡単、投げて巻いてジャークするだけ。ただこれだけの話、難しくなんかないでしょ?
中にはスローな釣りもあるけど基本はこれですぐに釣れますよ。
(スタッフ)なるほど・・・つまり難しくは無いって訳ですね!
(ニシモト氏)たしかに通常のパターンに比べて反応しにくい時もあります。でも難しく考えないでください。
話だけでは分かりにくいかも知れないので実際フィールドに行って見ましょう。
(スタッフ)ここからニシモト氏の釣行を追跡することに。
ニシモト氏が選んだのは和歌山市内を流れるとある河川。
夕方〜夜にかけてマイクロベイトが動き回るのでそのタイミングで活性の上がった奴を釣るとの事。
たしかに水面下には帯状に群れたマイクロベイトが。
こんな岸際にたまっていますけど、シーバスはどうやってこれを捕食するんですか?
(ニシモト氏)まぁ見ててください。水が上がってくれば分かります。
(スタッフ)今回の釣行は干潮からの上げで現在干潮から2時間程たっている。
今回使用しているルアーを教えて下さい。
(ニシモト氏)ハルシオンシステムの月虫シリーズです。今回は月虫 浮を使っています。と言うかこれしか持ってきていません(笑)
(スタッフ)そんなルアーがあるんですね!
それに1つだけ!? 根がかりしたら…
(ニシモト氏)そうですね!マイクロベイトパターン最強と言ってもいいでしょう。
シリーズは各種持って来てますが、ロストしない以上ルアーは変えません。
頻繁にルアーを変える人がいますが、それは時間の無駄でありいつになっても釣れませんね。
(スタッフ)そのルアー是非僕も使って見たいと思います!
ルアーを変えないのは何かメリットがあるのですか?
(ニシモト氏)特にマイクロベイトパターンでは、一箇所で頻繁にボイルしている奴がいます。だいたいそれは一匹の個体であり、ルアーを色々と変えて見せたところでそう簡単に釣れるものではありません。警戒されるかフル無視を食らうでしょう。ボイルを見つけたらすぐに投げるのではなく、捕食のタイミング、いわゆる捕食ゾーンを見極める事が大切です。
(スタッフ)要するに魚が一匹しか居ないところにルアーを色々変えて撃ち込んでもダメって事ですね。
捕食ゾーンとはなんでしょうか?
(ニシモト氏)そうですね。それでも釣れない事はないんですけど、ほとんどの確率で釣れません。
捕食ゾーンとはベイトが一定のポイント(ゾーン)を通過した時だけに捕食活動をしたりする事を指します。
その捕食ゾーンを把握する事でそこにルアーをタイミング良く通せれば簡単に釣れます。
だからルアーを変えなくてもタイミング良く撃ち込めば警戒させずに魚を抜けます。
(スタッフ)なるほど!勉強になりました。
しばらく会話をしてポイントを移動。
込みの潮で上流まで押し上げられたベイトがたまるシャローエリアに到着。
(ニシモト氏)雰囲気良さそうですね。
これ多分釣れますわ。
(スタッフ)確かに明らかに先ほどのポイントよりベイトが多い。
(ニシモト氏)水がもう少し上がってくると必ずボイルすると思います。
このシャローエリアにたまるベイトを食うために水深のあるブレイクで水が上がってくるのを密かに待ってると思う。
(スタッフ)確かにシーバスが入れない水深の所には無数のマイクロベイトがうじゃうじゃ泳いでいます。
しばらく現場で待機。。。込みの潮が一気に上がり始め10分程経つとバシャッ!と目の前でシーバスのライズを確認。
(ニシモト氏)ほら居た〜!釣りますよ〜
まずはマイクロベイトの動きに注目する。今ベイトが岸際に沿って上がって行ってるでしょ?これは必ず手前に危険があるから。人間も道路の真ん中を歩かないでしょ?それと同じ事。
次にベイトがどこを通った時にライズするのかを確認する。このパターンではベイトについて回遊している個体と、一箇所にとどまっていてそこをベイトが通ると捕食する待ち伏せパターンの2種類があります。今回は待ち伏せパターンなので捕食ゾーンの確認は3回程しますね。
(スタッフ)ベイトの通るコースをちゃんと確認しないとダメですね!ついついボイルを見かけたらすぐに投げてしまいそう…
(ニシモト氏)ボイルを見かけても落ち着いてまずは観察してくださいね。
ここからいよいよニシモト氏によるアプローチが始まった。
まずは、上流へ登って行くベイトに対して手前で起きるボイル。
半斜めアップにキャストして捕食ゾーンへとルアーをトレース。
が、反応はない。
次に少しリールを巻くスピードに変化をつける可変リトリーブで誘う。
ここでも、あざわらうかのように目の前でライズするシーバス。
(ニシモト氏)引くコース変えようか。
今までは、半斜めアップにキャストしてダウンに引いてきていたが、次はダウンにキャストして登ってくるベイトとルアーを同調させる。
バシャッ!またライズだ。
確かに釣れそうだが、釣れない。
これが難しいと言われる原因なのだろうか?
ここでニシモト氏の動きが止まった。
しばらくベイトの通過を見届ける。
次の群れがまた入ってきた。
バシャッ!捕食。
また次の群れが入ってきた…と同時にベイトの中にルアーが打ち込まれた。
瞬時にロッドワークでジャークを二発入れる
バシャッッッ!!
よっしゃァァァァア!食うたで〜!
ほら、一発や〜!
しっかりベイトの通過とルアーを同調させてのヒット、素晴らしいの一言だ。
(ニシモト氏)どうですか?難しくないでしょ?タイミング良くルアーを入れればこうやって簡単に釣れるんです。
(スタッフ)いや〜さすがです。やっぱりあのルアーを投げない時間はタイミングを見計らっていたんですか?
(ニシモト氏)最初にボイルしている奴に対して正面に引いて来ていたでしょ?だいたい活性が高いやつはあれで釣れるんですよ。しかしこいつはそうはいかなかった。
なので、引く方向を変えたのもあるんですけどマイクロベイトパターンは基本、投げて巻いてジャークするだけって最初に言ったでしょ?今回はその通りに釣れただけです。
活性が高い時は他のアプローチでも口は使います。
(ニシモト氏)マイクロベイトパターン攻略法分かってもらえましたか? いや、マイクロベイトパターンなんて名前付けるからみんながややこしくなるだけで、普通のシーバス釣りと思ってもらえれば良いかと思います。
(スタッフ)確かにマイクロベイトパターンと聞くだけで難しいイメージでした。でも、今日は目の前で攻略法を見せてもらい難しいって考えが少し消えました!確かにマイクロベイトパターンと聞いただけでやる気が無くなりそう…笑
(ニシモト氏)とにかく落ち着いて よく観察してから投げて巻いてジャークするだけ!簡単でしょ?釣れないって人は是非やって見ると良いと思いますよ。
今回はこんなもんで良いのかな?
(スタッフ)是非今後の釣行に役立たせてもらいます!
これでバッチリユーザーさんに伝わると思うので良いかと思います!
また、何かあったら色々お願いします。
今日はありがとうございました。
皆さんも是非チャレンジして見てください!