お疲れ様です!
RunGun FLAVOR!藤井です。
さて、今回は毎年言ってる激ムズのマイクロベイトパターンのお題です。
市内河川や河口、港湾、至る所で確認され始め、早い所ではメインベイトになっているマイクロベイト。
いわゆるボラの稚魚(ハク)って奴です。
このマイクロベイトにシーバスは何故かこの時期狙いを定め、他のベイトはギャン無視w
ルアーも全く食わなくなるのです。
そんなに美味しいのでしょうか。
こればかりはシーバスになって見ないと分からんもんです(笑)
今回はそんな絶賛マイクロベイトパターンの河川にトライして来ました。
マイクロベイトに焦点を当てルアーをマッチングさせるとなるとメバル用のプラグみたくかなり小さいものになってしまいます。
となると、かなりライトなタックルで挑まなければなりませんし、ランディングもある程度魚を泳がせ、体力を奪わないと取り込めないです。
ご存知の方も居られると思いますが
市内河川はストラクチャーも多くいかにシーバスを引きはがせる事が出来るか。
コレがランディング成功に繋がるための手段になるのです。
オープンエリアならライトなタックルで時間をかければ確実に取り込めますがそうは行かないのが市内河川なんです。
そこで検証も踏まえて使って見たかったのが兼ねてからテストを繰り返しているジョイクロ128のプロトモデルです!
というか、僕は初めからジョイクロ128の真の見極めはこのマイクロベイトパターンにあると考えていました。
ジョイクロの本来持っている性能をそのまま128ミリサイズにサイズダウンしたルアーですから、シーバスが釣れるのはまぁ言ってしまえば「当たり前」なんです。
釣れるルアーの定義はどのシーズンでも釣れなければならないと思います。
なので、このマイクロベイトパターンは何としてもジョイクロ128で攻略して見たいのです。
とはいえ、この時期やはりマイクロベイトは大きくても5センチ以下。
おそらくはまだ初期段階なので3センチぐらいです。
小さいとはいえ128ミリのジョイクロでは遠くサイズが合いません。
なのである程度は条件がいると僕は考えます。
まず1つはカラー。
ジョイクロ128プロトモデルが最初に僕の手元に届いた時のカラーはこんな感じでした。
このカラーだとまだまだ存在感があるので塗装をクリア寄りにしました。
それがこちら。
マイクロベイトパターンではクリアタイプのルアーを使うのがセオリーの1つであります。
少しでも寄せに行きたいところですから。
あえて塗装は剥がして視認性の高いカラーを背中だけに吹きました。
2つ目はルアーの波動。
マイクロベイトは稚魚と言うこともあり遊泳力がまだまだない為、波動は出来るだけ小さい方が有効と考えています。
なので出来るだけリーリングしないでいかにアピール出来るか。
矛盾していますがココかなり重要です!!
放置しててもアピール出来るルアーってあんまり無いですよね。
でもジョイクロはどうでしょう??
流れの中に放置して置くだけで自然にルアーが艶めかしく動き、勝手に魚を掛けてくれる事はすでに実証されています!
なのでサイズが小さくなったジョイクロ128でマイクロベイトパターンを検証して見たかったのです!
いくら小さくなったからと言っても巻いてしまうとやはりこの時期は警戒されてしまいます。それが流れ込みであったとしても。
すぐ近くに食べ頃のジョイクロ128があってもマイクロベイトをロックオンし捕食するシーバスが下の画像です。
どうでしょうか?
この場所は流れ込みで、ある程度誤魔化しが効くのですが
ご覧の通り。
違和感を与えずにいかにアプローチ出来るか。
巻いてはいけません。
流れにナチュラルに乗せて糸フケを取るだけのリーリング。
うまく鼻面に流せればジョイクロ128でも
マイクロベイトパターンのシーバスを獲る事が出来ました。
あくまでジョイクロ128に焦点を当てた釣り。
マイクロベイトパターンはもっと適したアプローチがありますが、
今回僕が検証したかった事は通年通してジョイクロ128は使えるのか?と言う事。
オールシーズン一軍ルアーとしての価値があるのかどうか。
テストってこう言う事を言うのでは無いでしょうか?
縁があって僕の手元に届いたジョイクロ128。
しっかり見極めてみなさんの手元に届ける必要が、カケラでも僕にあるのなら全力で検証して見たかったのです。
発売日はすぐそこ。
きっと皆さんの心強い味方になってくれるんじゃ無いでしょうか?