RGFの瀧本です!
今回は先日、西本君とモンスターエイ捕獲にチャレンジした時のレポートです。
まず、今回はモンスターエイとの戦いと言うことで、
ラインを新調し、リールに巻き替えてからスタート!ラインは(YGKよつあみ アップグレードX8 2号)
リーダーは根ズレと長時間のファイトを考えてナイロン10号をリールのスプールまで長めにとり、
FGノットも編み込みを多めにして戦闘準備を整えます。
準備完了後、支流の流れ込み付近でエイを捜索。 この時期になると夜に岸際へ貝などを食べにやってくるモンスターエイ。
5分ほど捜索していると、目の前にエイが出現!
暗い水面からでは、さほど大きく感じませんでしたが、さっそく掛けてファイト開始!
エイは沖に向かって一直線に走っていきます!
ギュンギュンと唸るドラグ!
西本君はロッドを立ててファーストランを耐えます!!
ファーストランで100m近くラインが出たようで、
テンション強めでパンパンにラインを巻いたスプールが一気に細くなっていきます!
そのまま耐えていると、沖の方でエイがジャンプ!
着水後、一瞬引きが弱くなるので、その一瞬を見逃さずゴリ巻き!
50mほど寄せますが、エイのランは全く止まらず、
ほぼフルロック状態のドラグを鳴らしながら走り回ります!
あまりのドラグの酷使にスプールが熱くなるレベルなので、ラインが熱で弱らないよう時折水に浸けてリールとラインを冷ましつつファイト。
そういった状況でもエイが流れに乗らないよう、ロッドさばきで頭の向きを変えつつ、次のチャンスを虎視眈々と狙います。
一瞬の隙を突いて寄せても岸際を嫌っては沖へ猛ダッシュを繰り返します。
しかしよく観察していると、寄せては走りを繰り返しているうちに、
スタミナが無くなってきているのか沖に走る距離が短くなっていることに気付きました。
勝負の時が近づいています。
あとはタックルのパワーを最大限に生かし信じるのみです!
ファイト開始から約1時間半くらいたっただろうか?
ついにエイのスタミナも尽きてきたのか、岸際まで寄せることに成功!
ここにきて二人ともようやく気付きました。
このエイ、やたらとデカい!!笑
二人でワイワイと騒ぎながらランディングしようにも、
エイは口が魚体の下にありフィッシュグリップが使えない!
ネットに入れようにもこいつはでかすぎる!
仕方ないので川へ入水し、たまたま毒針が折れている事を確認したので、
ロッドで頭を浮かせて裏返えし、
目の横の噴水孔に手を突っ込みハンドランディング!!
下手な座布団よりも大きいエイ!!笑
1人では全然持ち上げれませんでした…
撮影も済ませ、最後はしっかり蘇生して川へと帰しました。
戦いが終わり、ふとラインを見てみると約1時間半前まで新品だったラインにヨレと毛羽立ちがあり、今回のファイトの壮絶さを物語っていました。
今回はタフな西本君も流石に腕がパンパン(笑)サポートしていた自分も結構な体力を消耗しました・・・
スタッフ西本氏より コメント
今回の釣行なんでエイ釣り?なんて方もいると思いますが、実はこのモンスターエイ「トビエイ」に昔から泣かされてたんですよ、、(笑)今から4、5年前よくこの時期になると餌の貝とかを食いに河川内に入ってくるんです、そして鉄板バイブとかミノー引いてたら良く引っかかってきて、アカエイ見たいに底に張り付かずどこまででも走る(笑)なんせめっちゃ引くんでもー何かとびっくりしますね(笑)当日使ってたシーバスロッドのMLクラスじゃのされてしまってPEも150m全部走られましたね(笑)
そんな事が何回かあって さすがにアイツはシーバスロッドじゃ取れないんだろうな〜とか思ってて色々ネットで調べたら これまた結構釣ってる人が居たんですよね、でもタックルとかも載ってないしPE何号くらいで上がるのかも分からないままでした。そりゃ青物ロッドに極太PE巻けば獲れるんだろうけど、やっぱりライトなタックルで獲りたくて… そんな想いで今回リベンジして見ました!
実はこのエイを釣る前日の話しなんですけど、とある河川でシーバスを狙っていると目の前にヤツが現れて迷いも無く掛けたんですが、1時間くらいファイトしてあと少しの所でプッンって… ほんま悔しかったです。
次の日、1人ではランディング不可能だと思いRGFスタッフの瀧本氏にサポート役を頼んで釣行。万全のタックルセッティングを済ませ、しばらく付近でエイを探していると、突然ヤツは目の前に姿を現しました。そして数時間に及ぶファイトの末上がってきたモンスターエイ。当然1人ではランディング出来ず、瀧本氏と2人がかりでランディングに取り掛かり、陸揚げがほぼ不可能だったのでもう入水しちゃいました(笑) 本来はこいつも毒針があって危険なんですが今回はたまたま折れていてなかったのでハンドランディング(笑)
前日のファイトで絶対に獲れるって確信がどこからか強く感じていたので 前日使っていたタックルと同じもので挑みました。ロッドはワールドシャウラの2752R2 2パワーはだいたいMLからMくらいかな〜、リールはツインパワーC3000のハイギアに8本ヨリ PE2号 &リーダー40Idでした。
最後に、エイ釣って面白いか〜?って聞かれますが即答でファイトの練習ですよ!って言いますね(笑)ライトなタックルでモンスターと戦うことでその竿の強さやラインの強度を理解しながらファイト出来る、もしも夢のサイズが掛かった場合も冷静にファイトできますし、すぐには上がらないので長時間身で覚える事ができる!後は、こんなタックルでこんなデカイの獲ったんやで!的な自慢話なんかも出来ますからね(笑)